本日、日曜日に前から訪問したかった

イスモ刺繍の巨匠。
オアハカ市内郊外在住の テレサさんを訪問しました。

彼女がすごいのは、1930年代からある刺繍ウィピルの
技術をいまだに継続しているという部分。

ほとんど現在はフチタンでも作られていないそうです。

現在はオアハカ市郊外にお住まいですが、
フチタンとオアハカを行ったり来たり、各地の展示会にも
ひっぱりだこでなかなかお忙しいようです。

とても、親切なご夫婦で、本日は、
アタシの住んでいるレフォルマ地区のソリアナ(スーパー)前にて
待ち合わせ、そのまま、ご自宅まで車で連れて行っていただきました。


これが、伝統的なイスモ刺繍。

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黄色に赤いフチのデザイン。

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こんなに細い糸でチェーンステッチの刺繍を
施していきます。


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ちなみに、新品のウィピルは高価です!!!

でも、自分用に1枚欲しい!!!!


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これ、黒光りする巨匠の本に掲載されている作品です。


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すごい、華やか!!!

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この細い糸で刺繍をしますが、
オアハカ市内では入手が困難らしく、フチタンで購入してくると
いうことです。


ちなみに、黒光りする巨匠の本は
職人さんが機関の厳しい審査を受けて
個人の活動内容や技術の高さを評価し、それに
受かった方だけ掲載されているそうです。

なるほどですね。

いつか、さる屋でも巨匠の作品を販売したいと思います。