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新作受け取りました。

今回は、ストールの端に柄を入れてもらいました。

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綿は茶色綿と白い綿糸のミックスです。

前回までのご報告は こちら 。

こちらのストールは、コスタ地方で
Coyuchi(コユーチ)茶色綿から育てて、手で糸を紡ぎ、
昔からある腰織の手法で織られています。

前回のブログでも書きましたが、
いままででに、あったコユーチのストールは
本当に目が詰まっていて重かったんです。

これは、茶色綿を収穫したあと、手で紡ぐので細くするのは
難しいという点もあります。

暖かいのはいいことです。
寒いときに重みのある暖かいストールは現地では
需要があるとも思いますが。

日本で、綿素材のストールとなると、
活躍するのは大抵 春~夏。

初めて、現地生産者と一緒に活動している女性を
友達に紹介されてた2014年春。

お会いした時に
事務所には同じコスタ地方の薄い目のひらいた軽い
腰織のストールがありました。

こんな感じのできませんか?とお願いしたのが始まり。

現在も、軽くて薄い綿のストールをコユーチという茶色綿を使って
商品化するのがさる屋と彼女たちとの今の目標です。

初回の注文で、
ちゃんと目の開いた(この表現であっているのかどうか不明)薄手の
ストールを見せてもらった時の感動!!!

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写真じゃわかりにくいですが。事務所にあるので
是非!見に来てください(笑)

おおお!!!すごい!!!
そして、現在は色々な要素で色々な重さ、
軽さのストールが出来上がってます。
(大袈裟で、すいません。ほんの数十グラムの違いです)

綿糸の紡ぎ方で変わる太さ。
織手によって変わる目のつまり具合。

同じに見えても、重さも違うし、薄さも違う。

今回は、とっても理想に近い1本を受け取ったんです!!!
そう!この感じ!!!って。興奮してつい叫んでましたが(笑)

生産者側も、
「たぶんこれが理想に近いと思うけど、だれが織ったのか
いま、色々確認している途中なの。」と、ありがとうございます。

1本だけでも理想に近いものが出来たってことは、
今後それを維持することもできるのかな?

さる屋の目指す、軽いコユーチのストールが販売できる日が
いまから、とても楽しみです!!!

おまけに、今年から綿糸をアニール(インディゴ)、
コチニージャ・紫貝などで染めて
コユーチの茶色綿と一緒に腰織の糸に使う計画もあるとか!

昔は、現地の織物の染料としても良く使われていたといわれる、
コチニージャと紫貝。

更に新しくアニールを新に加えコユーチの織物に
多彩な表情を添えてくれると思います。

こちらも期待したいと思います。