さる♪オアハカ日記

メキシコはオアハカで、うさぎ&ミニピンと暮らし、好きなことにはとことん取り組み、現地の職人さんとお仕事してます。日々の珍生活や素敵な手仕事の紹介をしています。

メキシコ40年前と今

レボソの工房訪問

明日からフチタン&チアパスですが

今日は昨日テキスタイル博物館から紹介された
レボソ(羊毛&綿)のショールの生産者の工房を訪問しました。

ここは、自然染色で羊毛の糸を染めて色々な手法で
織物を作っています。


現在 コニチージャで染めた糸で作業中の機械

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そして。こんなものも。。。

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このレボソは機械を使わず、腰織りでもなく
なんと、すべて手で糸を編み上げて作ったレボソだそうです。

天井から縦糸をぶら下げて、手で編みこみしていくなんて。
すごすぎ。。。。

価格もすごかったですよ~~~
もう、ん千ペソ単位です。(笑)


ショールのフリジンの部分を手で編む手法はよく見ますが
全てを手で編み上げ?(結び上げ)ちゃうのがスゴイ。


そして、染色すみの糸

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天然染めって本当素敵。

ここは、コチニージャやアニール(インディゴ)の染色も
しますが、それ以外は野山にある草花や木を使用して
色染をします。

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これはクルミ。

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クルミの葉っぱ。。。

発酵すればするほどいい色がでるそうです。

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鷲の枝と呼んでいた、木からも。

そして、ここのオーナーが

天然染めした毛糸も販売するから、
自分で編んで好きなものを作れるよ!って
アピールしていました。(笑)

いいアイデア!!

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こういうの欲しいかたご連絡お待ちしています。

色はいろいろあります。



そして、山田俊彦さんからお送りいただいた
40年前に撮影した画像にも
ここの作業風景がそのまま残っていました。

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1968年 撮影:山田俊彦氏


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今日撮影。その腰織りに使われる機械。


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1968年 撮影:山田俊彦氏

40年前の民家の庭先ですね。


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今日撮影した庭先。

おおお。。。40年前と同じで感動しました。

これは織り終わったあとのレボソを洗って縮まないように
石を下にぶら下げて伸ばしているそうです。


ここのオーナーはおじいちゃんの代から
仕事を受け継いでいるそうです。

どうやら1970年代に盛んにこのような腰織りでの
織物が作られていたそうです。

と、言うわけでアタシも自分用に 
コチニージャのショールを1枚。

クルミで染色した色合いのものを1枚購入してみました。

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ここのオーナーさんを気に入ったのは
本当に、正直者で、

実はこのコチニージャのレボソは染色時に染めムラが
でたそうです。
なので、購入前にはきちんとムラがある事を伝えるそうです。

で、値引きもありでした♪

自分で使う分にはさほど気にならない程度なので
良い買い物ができたと思います。


この、天然染色は同じ色が2度とでないと言うものです。

染色作業時の 天候・気温・水さらには
天然の羊毛の色の違いにもよってベースの暗さ、明るさも
関係してきます。

染める数量によっても色の出かたが違います。

日本で求められるような、サンプルと同じ色を出して欲しいと
いうような作業には向かないと思いました。

同じようには出来るが、まったく同じは出来ないないという現状。

オーナーも「同じ色は出せないから、それは承諾して欲しい」と
初めに伝えられました。

しかし、だからこそ、たった1つの逸品なんだろうな、と思います。


そして、本日こんな素敵な記事を発見。

メキシコ All About
エルメスが認めた、メキシコ・テナンゴの刺繍

こんな活動が行われ。

アジアでそのままデザインをコピーされて
収入はコピーした人のものになっている現状が最近
嫌で嫌で仕方なかったけど。

その中には現地のオリジナル生産者へ対する
レスペクトの気持がない!タダの流通。金儲けやね!(また暴言炸裂)

彼らのデザインに敬意を表して、生産者へちゃんと
還元しているエルメスは偉い!!!!

もっと、もっとそういう活動が広がるといいなぁ~~~と
思いました。


そういうのがアタシの中ではこうあって欲しいと感じています。


また、前回色々な人の意見をお聞きして。

ファッションとしてとか、可愛いお洋服として「服」としてだけ
捕らえている場合はコピーあっても良いのでは?と
いう肯定派の意見が多く。

現地の生産者の立場や、彼らの仕事を守っていくべきと
捕らえる人にはコピー否定派が多かったと感じます。(余談ですけど)

もちろん、どちらでもない意見もあります。

たかがファッション、されどファッション。

しかし、自分達の伝統の仕事を続けている現地の生産者が見えてくると
やっぱり何かしらしないと駄目だと、感じます。

また、同じようにオリジナルのメキシコ物を日本へ輸出して
本物がどんな立場に捕らえられているかという状況もお聞きして
(コメント欄チェックしてください~~~。)
coyoさん のブログから色々勉強させてもらいました。


やっぱりなんかしないと駄目よ。


と、いうわけで作ってみました。
こんなタグ。

HECHO-EN-MEXICO


オリジナルがどこのものが知りませんでしたと言う方が
多い事実と、これは、コピーだったんですね!と
驚く方が以外に多く。

こんなタグをオリジナルにつけて、少しづつでも
なにか良い方向へ解決できたらいいと思いました。


これが全てではないですが、とりあえず初めの一歩です。

では、明日からフチタン&チアパスに行ってきます!!!


こんなタグをつけて日本のイベントではオリジナルも販売
できたらと思います。(間に合うのか??)



名称未設定 1




山田俊彦さんのメキシコ写真 その2

さて、その1に続き その2です。

その2は プチ報告です。

まず、ずっと?気になっていたオコトランの教会の写真ですが。
実際、アングル違いますが。。。本日撮影してきました。

Oaxaca6838
撮影:山田俊彦

RIMG0991
撮影:さる

どうでしょうか?

間違いなくオコトランの教会かと思われますが。。。
みなさんは見比べてどう思いますか??


手前の十字架。

教会の窓数。

一番上のドーム?で 踏ん張っている子供??

すごい、40年前の写真ですよ!!
今度これをロドルフォ・モラーレスの財団(この教会を修復した財団です)へ持って行きます。(おい!)


また、山田さんの所有している
イサウラ・アギラールの作品。

AguilarIsaura1
撮影:山田俊彦

こちらの写真をホセフィーナさんの工房と
ギジェルミーナさんの工房へ持参させていただきました。

現在でも、このような感じの動物鈴を製作している
ギジェルミーナさんの工房、
彼女の娘さん。イサウラさんのお孫さんは

「あら、おばあちゃんの作品ね!」と。

昔はこの鈴で 男性の顔と女性の顔が
前と後ろについていた鈴もあったのよ。。。と、そんな珍しいものなら
復刻してもらいたいと思いました!!

また、バロ・ネグロの創案者(で、いいのかしら??)
ドニャ・ロサの写真を見て。

この時代はまだ彼女も健在だったわ~~~と懐かしそうに
つぶやいていたホセフィーナさんでした。

Oaxaca6832
撮影:山田俊彦

健在のドニャ・ロサにお会いしている山田さんが
すごいです。。。

また、サンアントニーノ生産者からは
「この40年前の写真は是非、自分の娘に見せたい」と写真を希望。

今のオアハカだけ知っている子供にも40年前のオアハカを
知って欲しいとのこと。


そういえば。。。ギジェルミーナさんのお宅でも。

ギジェルミーナさんの娘さんの子供達が一番熱心に
写真に見入っていました。イサウラさんのひ孫さんだよ!!


オアハカの子供達にも知って欲しいですね~~~。
それもとっても大切な事だと思いました。

山田俊彦さんのメキシコ写真 その1

今回、このブログにも度々コメントをいただいている

山田俊彦さんから40年前に撮影された写真の
CDがオアハカに到着しました。

山田さんのプロフィールは こちら 。

そのほかの作品はカフェメヒコでも ご紹介 されています。


CDを手にしたのは昨日です。

正直まだ写真に写っているものの
隅々までチェック(写真は全部目を通しましたが)できていませんが。

あまりに40年前のオアハカという興奮する内容に

山田さんからの
「たくさんの方にメキシコを知っていただきたい」という
お気持ちと一緒に許可をいただき
何枚か掲載させていただきます。

本当にありがとうございます!!
で、今回は 第一回目になりますが、
自分なりにコメントつけさせていただきました。

現在でも変らないものとか、変ってしまったものとか。。。
何回に分けてご紹介します。


今回は 1968年にオアハカを訪問されたときの
画像が中心です。


まず、季節柄 日本でも一昨年あたりからブームの
サンアントニーノのワンピースです。

サンアントニーノのワンピース
撮影:山田俊彦 
ミトラの遺跡の近くだったそうです。

となりのはヤララのウィピルですね。。。

デザインとか!全然変ってないですよね~~~。
40年も前から存在していて
いま、日本で人気になっているってすごいですよね!!

もしかしたら、悲しい事にサンアントニーノの人気も
一時的な感じで日本では終わってしまうかもしれません。

でも、地元の人はこんな何十年も前からデザインの変らない
自分の手作りウィピルを愛用しているんです!

すごい!!すごすぎです!!!


また、初めて見る、男性の腰織り作業。。。

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撮影:山田俊彦 
TEOTITLAN DEL VALLEの周辺だったそうです。


これは??いったいどんな民芸品だったんでしょうか??
レボソ?敷物?

厚みや形状どんな柄や色使いがされていたのか
想像が膨らみすぎです。。。

テオティトランの友達に(知っていれば)確認して
またブログで報告します!!


また、またすごいのは。。。
これ塗らした織物を重しの石で伸ばしているそうです。

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撮影:山田俊彦 


これはサント・トマスハリエサの織物でしょうか?

222222
撮影:山田俊彦

これもまたまっく今と同じですよ!!!


Oaxaca6838
撮影:山田俊彦

また、これは初めて見たときにオコトランの水色の教会の
修復前のものかと思ったのですが。。。

山田さんいわく、もっと小さい村のものだそうです。

実は、当時の8MMフィルムのビデオもお送りいただいたのですが
ビデオデッキがなくて見れません。。。

山田さんいわく そこにこの教会が写っているそうなんで、
場所の状況からどこかを検討できるかもしれませんとお聞きしています。
でも、いただいた地名リストにオコトランの名前を発見しました。

こちらも現在検討です!


すごい身近な所での写真が!!!
アタシのマンドリン教室が開催されている
La casa de la cultura oaxaqeña
の2階のと思われる写真です!!

あまりの興奮にちょっくら抜けて対比写真を撮ってきました。

Oaxaca6818
撮影:山田俊彦

RIMG0981
撮影:さる

若干アングルがちがいますが、間違いないでしょう!!


そしてティアンギスやメルカドで小脇に鶏や七面鳥を抱えて
いる人は今でもよく見ますが。。。

この時代は。。。

Oaxaca6803
撮影:山田俊彦

2Mercado07
撮影:山田俊彦

う・うさぎさんです。。。。

さすがに、最近はウサギを小脇に抱えている人は見ません。
うさぎを普通に小脇に抱えていた40年前。。。すごいなぁ。。

ちなみに、この左の七面鳥のような感じはいまでも健在です。


個人的にその方のツボにはまりそうな
写真もありました。

→ うえのいさん
いかかですか?この写真

Oaxaca6802
撮影:山田俊彦

はるばるオアハカまでブロメリアの調査にいらした方には
たまらないのでは??
と、いいつつブロメリアでなかったすいません。


→Rioさん
ステキな表情のロバさんです。

4Arrazola20
撮影:山田俊彦



ゲラゲッツアも近いですね。
ソカロの角でしょうか?

1Fiesta10
撮影:山田俊彦


と、もう時間がいくらあっても終わらないので
今後も何度かわけて行きたいです。

本命のオアハカの職人さんなどの
当時の貴重な写真がまだまだあります。
お楽しみに!!


また、当時貴重だったカラーフィルムでの撮影
でも、現在では本当にお金に替えられない価値があると思います。


こうやって考えると今撮影している写真も50年後くらいには
貴重な資料になるんでしょうね。。。

最近、撮影を怠っていましたが、気合を入れなおして
オアハカの今を記録しておきたいです!!

早速、写真プリントに出したいと思います!!


さる屋事務所訪問について
オアハカ市内の観光地区に、さる屋のショップはございません。
在庫管理等している事務所がありますが、仕事柄、村への外出等で不在の場合がほとんどです。
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コレ1冊でオアハカが楽しくなる!


1年かけて撮影・執筆をいたしました、イカロス出版「アルテサニアがかわいいメキシコ・オアハカへ」オアハカの手仕事がわかりやすく説明されています。
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