さる♪オアハカ日記

メキシコはオアハカで長年現地の職人さんとお仕事してます。SNSで掲載しきれない現地のお話とかお知らせを不定期で掲載しています。

2013年07月

2013年7月29日ゲラゲッツア

7月29日はゲラゲッツア会場でゲラゲッツアを観てきました。

去年は屋根が出来たので夜の部に行ったのです。。。
写真がキレイにとれなかったから。


すっかり
その教訓を忘れ、今回は昼の部にいきました。。。


やはり、舞台上の屋根のせいで

被写体が日陰で暗く

その逆に背景の空が明るいということで

かなり満足度は低い写真になりましたが。

今年もゲラの様子をご紹介しますので、ご覧ください。


今回も、ゲラ開始まえに、
待機している踊り子さんたちの写真を撮らせてもらいました。

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パパロアパン地方のFlor de piña の踊り子さんたちが
いきなり、アタシのネイルをみて大騒ぎをはじめました!!


あなたの爪!!どこでやったの???
すごい可愛い!!!って(笑)


これは、いつもお世話になっている、
Estetica Harkaさん のネイルです。

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みなさんにオアハカ市内のサロンの場所を説明してきました。

やはり、女性ですな。
まさか踊り子さんにネイルをチェックされとは(笑)


そのほか、開催前の舞台裏?

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これは、舞台から客席に投げ込まれる贈り物です。


お客さんも張り切って、オアハカのウィピルを着用。
親子でおそろいとは!!可愛い!!!!

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この方は毎年の常連さんらしく、
常に正しく各オアハカの地域のウィピルを
毎回変えて着用しています。
素晴らしいです。

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さて、会場も埋まってきました!!!

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七面鳥も大事な踊り手?
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これが 噂のパイナップルが宙を舞う図。

客席に容赦なくパイナップルが投げ込まれます。

アタシ、今年 4個ゲットしました。


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今回のゲラで初参加していた、パパロアパン地方のROMA BONITA
のソン・ハローチョの演目がすごいよかったです!!!

これは、毎年みたいかも!!!

自分がハラーナやレキントを弾くってこともありますが。。。

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と、いう訳で、写真だけで700枚くらい撮影していました。

全部は載せられませんが、いつかご紹介したいと思います。


去年、最前列に座って感じましたが、最前列だとマスコミの撮影や
テレビのカメラが前に陣取り、実は舞台が良くみえない。

今年は前から2列目だったんですが、一番最前列に座っていた
セニョーラが、マスコミに向かって激怒している場面も印象的でした。

とにかく激しいです。(笑)


来年はチケットも値上がりしたし、行けないと思いますが
各村でもゲラゲッツアは開催されているので

どれかには参加したいと思います。


日本人が過去に紫貝を乱獲し、現在のピノテパ・ドン・ルイス

さて、長くなるので、ブログを二つに分けました。

そして、このヒッカラを生産している村 ピノテパ・ドン・ルイス というんですが

ここは 紫貝の染め でも有名です。

本日おまけで紫貝の染めのやり方を説明している
ドキュメンタリービデオをみせてもらいました。

 その中では、有名な話かもしれませんが、
1984年から85年 日本人が

ここ、ピノテパ・ドン・ルイスの紫貝を乱獲して
絶滅状態に追い込んだそうです。


企業ではなく、個人の小さい企業だったそうですが。
実に残念なことです。

この紫貝の絶滅に大きく日本人が関わっていたのは事実です。

その日本人をピノテパ・ドン・ルイスで仕事ができるように協力したのは
メキシコの政府関係です。

この紫貝は生きたまま、身?の部分を押すと紫色の体液を出します。

画像はネットからお借りしました。

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それをそのまま、綿の糸に染みこませて、乾燥させます。

貝は、体液を出したあと、
5分以内くらいに元にいた場所にいた状態で返してあげると、
また元気に体液を作りだします。

 その、貝を元に戻すということを知らない日本人たちが
絹糸を紫貝で染め、体液が出なくなると、そのまま、ぽいっと捨てるので
太陽の熱で身が乾燥し干からびて貝が死んでしまったそうです。


ちなみに、サイトで調べたら 日本での紫貝の染め方は

生きたまま染めに利用し、貝を海へ戻すメキシコのやり方と違い。

貝の殻を割って、体液を取り出すという、貝を殺して染める という方法です。


そんなことで、この村の資源でもあった紫貝が減少。

現在は保護しながら、
紫貝を乱獲しないようにしています。

数が減少したことにより。

紫貝の色染めに海にいけるのは年に1回 9月の頃。

だいたい、この1年に1回の染めの作業で、
綿のマデハと呼ばれる束が6から7束しか染められません。

そのため、染めの生産者の家族にまず染めた糸が使われます

そのほかの織りの女性の手元には、ほとんど行き渡らないそうです。

 そして、その束は1束 1000ペソ以上するそうです。

日本人の過去の乱獲が
現在、ピノテパ・ドン・ルイスの紫貝の染めに携わっていた
生産者に大きな打撃を与えています。

 ビデオをみている間、同じ日本人として日本人に怒りを感じました。

日本人もそうですが、紫貝を取り扱う上で、誰も貝の特性や習性
扱い方を知らずにてを出したおろかさに怒りを感じます。

 自分に出来ることがあれば現地の生産者の力になりたいと心底思います。

この過去にあった、紫貝の乱獲の件 ですが、
もっとたくさんの日本人の方に過去にあった現実を知って欲しいと思いました。

過去のほかのデータは調べておりません。

今日の現地のドキュメンタリーをみた ご報告です。


また、商品としてはとても高価なもので、さる屋でもなかなか
手の出せないものですが。

今回のヒッカラの先生は家族でこの紫貝の糸の生産や織りにも
関わっているので、さる屋仕様の少しだけ紫貝の染めの入った
ストールをお願いしました。

今年9月にまた紫貝の染めの作業をするそうです。

早ければ年内には仕上がりそうです。

ヒッカラを彫ってみた。

本日、土曜日かなりスケジュールはいっぱいいっぱいですが

それでも自分が興味あるイベントがあり、参加してきました。

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このヒッカラを彫るクラスです。


すでに、先生が作業していました。

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うひゃ~~~すごい。これをやるのね!!!


そして、場所がオアハカの植物園でしたので
ヒッカラという植物がどんなものか見せてもらいました。



これです。

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はずかしながらアタシいままでヒッカラというのは、やしの実の
殻を使っているのかと思ってましたら、ちゃんとヒッカラという
植物があるんですね。

このままの状態で、3ヶ月間くらい乾燥して、表面が
硬くなったものを使うそうです。

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これは、中身を出して彫りの作業ができるように
なっているヒッカラ。

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説明を聞きながらワクワクしてきます。


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彫りに使う 彫刻刀のようなもの
Buya ブジャというもの、牛の角の持ち手。


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ブジャ 木の持ち手。


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中はこんなですが、これは残念ながら植物園のものは
虫に食われていて中が黒く、カビっぽかったらしいです。

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アタシもがんばって彫ります。

版画授業を受けたことがあるのなら、意外とすんなり入れます。

もう、作業中は夢中でしたので、画像がありません。


しかし、先生は超正直な人なんで、先生の下絵どおりに
仕上げなかったウサギ柄は


うぁ、ひどい出来だな。。。 といわれながら直されました(笑)


完成!!!!


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右のきれいなぺジョーテの植物は先生作


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この左のペジョーテはアタシ作(笑)

唯一の自分の中の自慢は、時間内に終わらすために
空いた部分に、波柄を彫ったときに教えてもらった方法で
花柄を彫った所です。

大事にします!!







Cuajimoloyas Oaxaca きのこ祭り 2013

ゲラゲッツアの時期にいたるところで
イベントをやっているのですが。

なにも、今年はきのこ祭りもゲラにあわせてやることないだろう。。。と
少し思いつつ。(だって毎日イベントだらけで身体がもたんのよ、仕事もあるし!)

今年も行ってきました。

今年は、2時間くらいのショートコースを選んで
お気楽に山の中を歩こうとしていたのに。。。

案内の人も ショートコースは 2時間くらいって言ってたよ!!

なぜか、4時間も!!
山の中を歩くはめに。。。全然ショートコースじゃ
ないじゃん!!!(笑)

しかし、1年に一度しっとりした、山の中をあるくのは
とてもいいリラックス効果があると思います。
翌日の疲労のことは考えない!

では、画像でお楽しみください。


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村のお店で売られているきのこ。

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朝ごはんに食べたきのこのケサディージャ

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1等から4等まで賞品があったんですよ。

帰りの車の心配があり、早々に会場を後にしてしまったのですが、
うちのグループは 145種類今回きのこを見つけたと言っていたので
4位までには入れたのではないかな??と思いました。


いや、マジ意味もなく 1年に一度きのこ好きになる日です。


オアハカ市内・郊外とはまったく違う山の気候
本当にオアハカってなんでもあるなぁ。。。と思わされます。

サンアントニーノ村のゲラゲッツアへ!


7月22日

フォルティンの丘で開催されるゲラゲッツアは29日に行く予定です!

それに先がけて 22日にはサンアントニーノ村で行われた
ゲラゲッツアに行ってきました!!

いつも、さる屋がお世話になっている、マリアさんにご招待され
なんと、前から3列目に座ることができました。

土曜日からイスを設置して場所取りをしていただいたそうです。

地元の方はいつもそうしているようで、場所取りは早い人だと
金曜日くらいからしているらしいです。。。

確かに会場は予想を絶する
人でした。地元の人でないうちらが、ゲラを堪能できたのもみんなさんの
おかけです。本当に感謝です!

お友達の車にみんなで便乗(笑)

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出場予定の人形も会場へ向かいます。

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まず、みんなで会場となる、
CERO DE AZUCENA(アスセーナの丘)のふもとまで。

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みんな、サンアントニーノの刺繍ブラウスを着用!


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サンアントニーノ村の踊りのほかにもオアハカの
8地区の村々の踊りが披露され、想像以上に素晴らしい
ゲラゲッツアでした。

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もちろん、踊りが終わるごとに会場へは
プレゼントが投げ込まれます。

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西日の強い夕方から始まり、夜まで
踊りは続きます。

想像以上に、踊りのレベルも高く、
とても素敵なサンアントニーノ村のゲラゲッツアでした。

丘のふもと、自然に囲まれてみるゲラゲッツアは
昔から続いている伝統色をもっと強く感じることができました。

来週のゲラも楽しみです。


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