今日はオアハカは2023年9月10日です。
私がオアハカを出発し、日本への一時帰国とイベント開催まであと2日!
昔の話しなのでこちらで新に紹介しますが。
弊社が日本で初めて開催したイベントは2011年のBONITA OAXACAです。
これは、オアハカ在住5周年記念を祝う目的でも開催しました。
その時に強く感じたのは、みんながやっている物販のみの販売ではなく、さる屋だから出来る事!オアハカの職人さんと一緒にイベントをやりたい!この気持ちがすごく強かったです。
その時に、一緒に日本へ行ってくれませんか?とお願いしたのがJacobo y Maria Anlegesでした。
なぜ、彼らなのか?という点においてはその時期にすでに他の工房とは違いがハッキリわかる作品作り。仕事に対する誠実さ。仕事に対する追求心や探求心。有名人に胡坐をかかない素晴らしい人柄。
なにより工房は多くの人が働き、自分たちのルーツであるサポテコ文化を民芸品に取り入れて新たな表現方法で世界に伝えるという姿勢と彼らが新しいものを生み出す事はあっても、他の人のアイデアをコピーして真似をしているのは見た事がないからです。
その開拓精神がなにより尊敬できます。
例えば、2014年にローマ法王を訪問し作品を献上する機会があったハコボさんの工房。
その時にサポテコ文化とスペインの文化を融合できないか?と考えた時に、昔からある教会の金箔を使った手法を作品に取り入れてみるという流れで木彫りに金箔を用いるという作品が完成しました。
これは、ちゃんとテーマや目的が明確であり、またその表現方法は美術的にもアイデア的にも思わず唸ってしまうほどのクオリティです。
そして何より感謝したいのは、現在はメキシコを代表する世界的に注目されている工房にまで成長するポテンシャルがあるのに、当時海のモノかも山のモノかもわからん日本人を信用して日本へ一緒に来てくださった事には今でも本当に感謝しています。
初のイベント開催は2011年
2014年は東京と大阪で開催。
2017年は東京と木曽で開催
愛娘のサビーナちゃんも一緒でしたし、東京会場ではTACOSUAVEになる前のABEFUSAIがフード担当として一緒に開催してくれてました。
過去写真ですが、みる度に感無量です。もちろん無事開催できたのは日本の友人たちや関係者のみなさんのご協力があったからこそです。
今回2023年は、急に決定した一時帰国。
イベントをする予定ではなかったのですが。
一緒に開催するTACOSUAVEさんから
一時帰国するなら一緒にイベントやりませんか?と嬉しいお声をかけていただきました。
初めは、TACOSUAVEさんのお店で開催も検討したのですが。スペースが狭すぎて…即売会となるといつも膨大な量を陳列するさる屋の商品が入らない。どうせやるならきちんと会場を借りてやりましょう!となりました。
今回のイベント自体は4か月くらい前に決定しました。ハコボさん達も日本へ来て欲しかったですがそれはかなわず、現在はメキシコの職人さんの中で誰もが知る巨匠レベルでもあります。
それにも関わらずハコボさん達は来年日本へ行き一緒にイベントを開催したいと強く希望してくださってます。
いままで開催してきたイベントとは良い意味で差別化するために
イベント名は今回¡VIVA OAXACA!と新たに命名しました。
捻りが何もないのですがw
イベント専用FBページでも紹介していますが。
絶対に他では体験できないオアハカをイベントで感じてもらいたいと思っています。
TACOSUAVEさんはもう20年以上前からメキシコ料理の勉強をしつづけていますし、何度もメキシコに来て料理の勉強をされたり、逆にメキシコ現地のタコスイベントから参加要請があったりと!その実力は彼らの料理を口にしたら瞬時にわかると思います。
そして、私は18年オアハカと向き合い現地の人と一緒に仕事をしてきました。苦手分野もありますが。
民芸品・手工芸・食文化・現地の人の生活・お祭りなどの行事には深く絡めているとは自負しています。そんな二つの企業がタッグを組んでいますので。
深く・濃いいイベントになると思います。オアハカの職人さんとのコラボでない私が本当に信頼している友人たちとの開催なのでまた別の可能性の扉が開きそうな気がします。
そして、将来的にはBONITA OAXACAはJacobo & Maria Angeles とさる屋のコラボイベントとしてこの先も開催していきたいと思っています。
長く続いたパンデミックの影響や世界情勢の変化で今年はハコボさん達と一緒にイベントが開催できないのですが、今回は前哨戦?的な感じでイベント会場では様々な職人さんに混じりハコボさんの工房の作品も展示販売いたします。現在では世界中のファンが買い求める作品になりつつあり、価格の高騰などもありますが、来日できないハコボさんたちからも作品の提供などもあり、今回の流れを将来のイベント開催につなげたいです。
今ではオアハカの民芸品ショップにいけば猫も杓子も「サポテコ柄」で作品を作っています。
でも、私が初めて彼らの工房の取材をした時には「サポテコ柄」で作品を作っていたのはハコボさんの工房のみと記憶しています。
そして、当時から市内にもギャラリーがあったのですが「サポテコ柄」の作品のみは工房でしか販売していないという感じでした。
理由は…メキシコにありがちな作品のテイストをコピーされてしまわないように。
悲しいかな。世の中には先駆者の血と汗と膨大な時間やアイデアで生み出したものを簡単に真似して販売する人が多いのです。どの分野でも同じだと思いますが。
なので、私の中での「サポテコ柄」はハコボ&マリア・アンヘレスの工房一択なのです。
この世間様に公表しないという流れは、あのメキシコを素敵に紹介している映画リメンバーミーによって変化してしまいました。
この映画の現地取材に深くかかわって助言したハコボさんの工房はメイキングシーンや製作秘話として紹介され世界の注目を浴びます。そうするとその人気にあやかり我も我もと「サポテコ柄」製作に取り組んだ結果が現在の木彫りアレブリヘスのデザインがみんな同じに見える問題だと感じています。
私としては、サポテコ柄ならハコボさんの工房。
その他、自分のオリジナリティを表現している職人さんの作品も大好きなので。
現在弊社で取り扱いしている職人さんに関しては、全員唯一無二(ファミリーとして同じものは容認しています)のものだけを取り扱っている次第です。
もう一度いいますが!ハコボさんの工房の魅力は工房のグループのみんなが生み出す新しいアイデア。
アイデアを生み出す事はあっても、誰かのアイデアを真似してはないというその真摯な姿勢です。
来年は是非、ハコボさん達とのイベントも実現したいと思っています。
その前に、来週からのオアハカイベント¡VIVA OAXACA!でたくさんの方にオアハカを知ってもらいたいと思います。
長文最後までお読みいただきありがとうございました!
私がオアハカを出発し、日本への一時帰国とイベント開催まであと2日!
昔の話しなのでこちらで新に紹介しますが。
弊社が日本で初めて開催したイベントは2011年のBONITA OAXACAです。
これは、オアハカ在住5周年記念を祝う目的でも開催しました。
その時に強く感じたのは、みんながやっている物販のみの販売ではなく、さる屋だから出来る事!オアハカの職人さんと一緒にイベントをやりたい!この気持ちがすごく強かったです。
その時に、一緒に日本へ行ってくれませんか?とお願いしたのがJacobo y Maria Anlegesでした。
なぜ、彼らなのか?という点においてはその時期にすでに他の工房とは違いがハッキリわかる作品作り。仕事に対する誠実さ。仕事に対する追求心や探求心。有名人に胡坐をかかない素晴らしい人柄。
なにより工房は多くの人が働き、自分たちのルーツであるサポテコ文化を民芸品に取り入れて新たな表現方法で世界に伝えるという姿勢と彼らが新しいものを生み出す事はあっても、他の人のアイデアをコピーして真似をしているのは見た事がないからです。
その開拓精神がなにより尊敬できます。
例えば、2014年にローマ法王を訪問し作品を献上する機会があったハコボさんの工房。
その時にサポテコ文化とスペインの文化を融合できないか?と考えた時に、昔からある教会の金箔を使った手法を作品に取り入れてみるという流れで木彫りに金箔を用いるという作品が完成しました。
これは、ちゃんとテーマや目的が明確であり、またその表現方法は美術的にもアイデア的にも思わず唸ってしまうほどのクオリティです。
そして何より感謝したいのは、現在はメキシコを代表する世界的に注目されている工房にまで成長するポテンシャルがあるのに、当時海のモノかも山のモノかもわからん日本人を信用して日本へ一緒に来てくださった事には今でも本当に感謝しています。
初のイベント開催は2011年
2014年は東京と大阪で開催。
2017年は東京と木曽で開催
愛娘のサビーナちゃんも一緒でしたし、東京会場ではTACOSUAVEになる前のABEFUSAIがフード担当として一緒に開催してくれてました。
過去写真ですが、みる度に感無量です。もちろん無事開催できたのは日本の友人たちや関係者のみなさんのご協力があったからこそです。
今回2023年は、急に決定した一時帰国。
イベントをする予定ではなかったのですが。
一緒に開催するTACOSUAVEさんから
一時帰国するなら一緒にイベントやりませんか?と嬉しいお声をかけていただきました。
初めは、TACOSUAVEさんのお店で開催も検討したのですが。スペースが狭すぎて…即売会となるといつも膨大な量を陳列するさる屋の商品が入らない。どうせやるならきちんと会場を借りてやりましょう!となりました。
今回のイベント自体は4か月くらい前に決定しました。ハコボさん達も日本へ来て欲しかったですがそれはかなわず、現在はメキシコの職人さんの中で誰もが知る巨匠レベルでもあります。
それにも関わらずハコボさん達は来年日本へ行き一緒にイベントを開催したいと強く希望してくださってます。
いままで開催してきたイベントとは良い意味で差別化するために
イベント名は今回¡VIVA OAXACA!と新たに命名しました。
捻りが何もないのですがw
イベント専用FBページでも紹介していますが。
絶対に他では体験できないオアハカをイベントで感じてもらいたいと思っています。
TACOSUAVEさんはもう20年以上前からメキシコ料理の勉強をしつづけていますし、何度もメキシコに来て料理の勉強をされたり、逆にメキシコ現地のタコスイベントから参加要請があったりと!その実力は彼らの料理を口にしたら瞬時にわかると思います。
そして、私は18年オアハカと向き合い現地の人と一緒に仕事をしてきました。苦手分野もありますが。
民芸品・手工芸・食文化・現地の人の生活・お祭りなどの行事には深く絡めているとは自負しています。そんな二つの企業がタッグを組んでいますので。
深く・濃いいイベントになると思います。オアハカの職人さんとのコラボでない私が本当に信頼している友人たちとの開催なのでまた別の可能性の扉が開きそうな気がします。
そして、将来的にはBONITA OAXACAはJacobo & Maria Angeles とさる屋のコラボイベントとしてこの先も開催していきたいと思っています。
長く続いたパンデミックの影響や世界情勢の変化で今年はハコボさん達と一緒にイベントが開催できないのですが、今回は前哨戦?的な感じでイベント会場では様々な職人さんに混じりハコボさんの工房の作品も展示販売いたします。現在では世界中のファンが買い求める作品になりつつあり、価格の高騰などもありますが、来日できないハコボさんたちからも作品の提供などもあり、今回の流れを将来のイベント開催につなげたいです。
今ではオアハカの民芸品ショップにいけば猫も杓子も「サポテコ柄」で作品を作っています。
でも、私が初めて彼らの工房の取材をした時には「サポテコ柄」で作品を作っていたのはハコボさんの工房のみと記憶しています。
そして、当時から市内にもギャラリーがあったのですが「サポテコ柄」の作品のみは工房でしか販売していないという感じでした。
理由は…メキシコにありがちな作品のテイストをコピーされてしまわないように。
悲しいかな。世の中には先駆者の血と汗と膨大な時間やアイデアで生み出したものを簡単に真似して販売する人が多いのです。どの分野でも同じだと思いますが。
なので、私の中での「サポテコ柄」はハコボ&マリア・アンヘレスの工房一択なのです。
この世間様に公表しないという流れは、あのメキシコを素敵に紹介している映画リメンバーミーによって変化してしまいました。
この映画の現地取材に深くかかわって助言したハコボさんの工房はメイキングシーンや製作秘話として紹介され世界の注目を浴びます。そうするとその人気にあやかり我も我もと「サポテコ柄」製作に取り組んだ結果が現在の木彫りアレブリヘスのデザインがみんな同じに見える問題だと感じています。
私としては、サポテコ柄ならハコボさんの工房。
その他、自分のオリジナリティを表現している職人さんの作品も大好きなので。
現在弊社で取り扱いしている職人さんに関しては、全員唯一無二(ファミリーとして同じものは容認しています)のものだけを取り扱っている次第です。
もう一度いいますが!ハコボさんの工房の魅力は工房のグループのみんなが生み出す新しいアイデア。
アイデアを生み出す事はあっても、誰かのアイデアを真似してはないというその真摯な姿勢です。
来年は是非、ハコボさん達とのイベントも実現したいと思っています。
その前に、来週からのオアハカイベント¡VIVA OAXACA!でたくさんの方にオアハカを知ってもらいたいと思います。
長文最後までお読みいただきありがとうございました!