今日は、朝6時起きして

サン・マルティン・ティルカヘッテで毎年行う
コパルと呼ばれている、サポテコ族の聖なる木で
サン・マルティンでは木彫りの動物などの
アレブリヘスに使われるコパルの植林作業に参加してきました。

8時、ハコボ&マリア・アンへレスの工房へ集合。

前回のカーニバルのときは出遅れたので、
時間前に到着したら7時53分。

さすがに誰も来ていなかった。(笑)


しかし、オーナーのハコボさんや数名の工房の職人さんは
すでに着色作業に取り掛かっていました。

「朝早くから仕事しているんですか?」と聞いたら。

「人が来ると仕事に集中できなから、朝早い時間を利用しているんだ。」と
ハコボさん、働き者です。


さて、8時半もすぎたころ、人が集まり始めて、
出発となりました。

聞くところによると1994年ごろにはサン・マルティンにコパルの木が
減少状態だったそうです。

それを阻止するために、毎年コパルの木を植林して
自然環境や木が生い茂ると水も守られるとか、大事な木を
人間の手で増やそう!となったそうです。

確か、この植林計画にはオコトラン村のロドルフォ・モラーレス氏と
その財団も立ち上げに関わったと聞いた記憶があります。
1995年に開始したとの事でした。


このような、田舎の道をみんなで
植林の土地まで歩きます。

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ここが植林予定地です。

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すでに、前もって整備されている土地に。。。

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コパルの苗を植えていきます。

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今年の植林地のオーナー、ハコボさん

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しかし、植林の土地はハコボさんのものであるが
植えた木はみんなのものだ、環境を大切に未来へ
つなげようってみんな一致団結。


また、植えたコパルは植えたら終わりでなく
その後も面倒を見なくてはならないし、
来年、またみんなに集まってもらって
コパルの成長をみて欲しいって言っていました。


さて、コパルの苗はこの白い目印のところに植えます。

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作業開始です。


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ところが、シャベルの数が少なく
アタシは苗を運ぶ係りに志願です。(笑)


でも、3本くらいは植えました。


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子供たちもやる気満々です。

シャベルがないから、
「大人に頼んで穴を掘ってもらいなさいって」言ったら。

「大丈夫!手でも掘れるから!
1本でも多く植えていかないとね!!!」と

素晴らしいです!!!


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さて、作業も10時半になるころに
朝ごはんとなりました。ほとんどこの時間になると植えの
作業もひと段落。

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キャンプみたい!!

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アタシの朝ごはん

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子供たちもたくさん食べてね!!!


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こういう感じ最高です!!!

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ちなみに、この山の頂上の三角に飛び出しているのは
ピラミッドだそうです。

昔、サンマルティンのご先祖さまは山の頂上に
住んでいたそうですが、水不足などの色々な問題で
いまの平地に降りてきたそうです。


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ご飯のあとは、水やり作業。


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植えたコパルはアレブリヘスが作れるほどの
太さになるまで約45年から50年かかるそうです。


その頃には アタシもこの世にいないかもしれないけど。

コパルの木はもっと長い時間生きていくんだな。。。と思ったら
自然の偉大さを実感しました。

人間の一生なんて短いもんだな。。。と再確認。



明日は間違いなく、筋肉痛だね!!!


自分、お疲れさん!!!(笑)


しかし、この後、
オアハカ市内のファンダンゴへ参加です。