歳ですかね。さすがに現地のアテンダント業務が
トータル2週間コースになると色々と限界を感じてしまう
今日この頃です。(大袈裟)
でも、帰国前にがんばって働かないと!!!
気合を入れなおします。
この写真は先日、トラコルーラの教会を撮影したものです。
今日は、すごいところへ行ってきました。
いままで、取引していた生産者に
「一度、村に行ってみたいんだけど、どんな??」と聞くと
同じ村の生産者の3人中3人が、
いや、オアハカに商品を持ってきてあげるから
絶対行かないほうがいい!!と聞いてきた村です。(笑)
話のながれでは、とても封鎖的な場所でよそ者に対して
警戒がすごく、車を止められてみぐるみ剥がれる場所と聞いていました。
今回は、お仕事で初訪問だったのですが。。。
途中案内してくれた女性に、そんな話を聞いていたと話したら。
昔、土地の争奪戦で2つの家系が激しく殺し合い。
そこには、マリファナが栽培されているそうで、警察が
マリファナの取り締まりに来たときに、
それとはまったく関係ない村人の財産やお金を盗みまくり
(マリファナで稼いだ金だろうといいがかりで)
その結果、よそ者が入ると村全体が警戒態勢に入るという。。。
発見されたら、教会の鐘がなるとか、村全体に無線連絡が流れるとか
って言うのは、もう1990年から1995年あたりの話で、いまは全然問題ないです!
と、その村出身の彼女に言われて、
あ~びっくりしたよ!!じゃ、今は全然大丈夫ね。
なんて、感じで、彼女のお母さん(生産者)と途中の町で待ち合わせし、
そのまま村まで案内してもらいました。
道中は、道なき道をタクシーで走り(どう、考えてもトラックか四駆以外はキツイ)
道中、村の警察官に遭遇し、
新しく、道にトペ(スピードを落とすための突起物)を作っていた
村警官に なぜか
コーラ代をせびられ、タクシーの運転手さんはお金を払い
え?それって普通じゃないよね???と思いつつ。
内心、通行料???とマジ思った。
すれ違う車に明るく挨拶するタクシーの運転手さんのテンションの高さに
異様な緊張感を感じつつ。
村到着です。
お仕事を終えたら、お母さんが手作りの
CARDO DE POLLOと手作りのトルティージャをご馳走してくれました。
ちなみに、このトルティージャの入っているカゴも
お母さんが手作りしたそうです。
材料は全部、村にあるものです。
庭で飼っている鶏。
畑でとれる、カラバサとチャジョーテ(瓜)が入っていました。
すごく、おいしかったです!!!
で、お母さんの案内で途中の村まで案内してもらい。お別れ。
その直後、運転手さんが
「いや、あそこは、想像以上に怖いところだよ!!!」というではないですか。
気づいた??緑の平原はあれ、マリファナだったよ。(本当かな~~~)
新聞でも良くあのあたりはニュースになるけど、
今回は、地元のお母さんが一緒にいてくれたから
何事もなくすんだんだと思うよ!!本当に俺らラッキーだったと
かなり興奮気味。
今日、訪問した村の先にはもう、他の村も存在してなくて。
現在も面識のない人間の入村に敏感で、
お家に、無線機があったことから
たぶん、村全部が今でもつながっていて、何かあったときは
それで全員が連絡取り合っていると思うよ。
と、いうのが彼の意見。
新聞もどこまで真実を書いているか、怪しいと思うけど。
昔の歴史をたどれば、ある程度自分の平和を守るために
よそ物を警戒して
村の人や村同士が結託していても、不思議はないと思うわ。
あと、お母さんの家は、去年オアハカ政府が支援した。
家にコンクリートの床を作るというプロジェクトで
お母さんの家も、床を作ってもらったお家なので、
本当に普通の方々です。
でも正直、アタシ知人のいない村には行きません。
よそ者が飛び込み訪問しても、本当に受け入れてはもらえないからです。
逆に、危ないと思います。
今回は、黒い噂の流れる村でありましたが
快くアタシ達を受け入れてくれたお母さん一家に
感謝の気持ちで一杯です。
ちなみに、そんな黒い噂をなしにしても、あまりに山の奥すぎて
簡単にいける場所でないなぁ と実感しました。(笑)
そう言えばおっさんが無線機で誰かと話してましたよ。