今日は、まったく衝撃的な現物をみてしまいました。
中国でコピーされたアレブリヘスです。
でも、中国でつくらさせて、それをやったのはアメリカ人です。
なぜ、このような流れになったのかというと。。。。
実は、去年の12月にノラさんが大学の会議というか、発表会をするので
是非来て!!とご招待を受けて、モーレに関するお話を聞きに行ったのが始まりです。
この、オアハカにある Universidada del Mar という大学は
ガイドになるための専門コースのある学校、その授業内容は
大変にハードらしいです。
で、今回は、オアハカについての文化遺産などを毎週テーマにそって
専門家がお話ししてくれます。
この講義は毎週金曜日の5時からありますし、無料です。
今年は、まだ2月15日まで色々なテーマで開催しています。
あ、○のついているのは、興味があり行ったやつです。
今日、1月11日はハコボさんが色々お話ししてくれました。
サポテコの彫り物等についてです。
もちろん、話の内容はサンマルティンの文化や新しくみつかって発掘されている
遺跡の話やご自身のお仕事のお話、自然環境まで幅広く。
そして、前からいたるところで聞いていたアレブリヘスの中国コピー事件。
確かに、サンプルを依頼してその後、偽アレブリヘスを何百個も作ったと聞いて
いたので、コピーもんも木彫りかと思いきや!!!
なんと、合成樹脂のようなゴムのような、とにかくフィギュアっぽいのです。
これが、実際にみた商品!!!
!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!
こ、これか!!!!!(怒)
それも、こんな立派なチラシまで作ってあって、商品は見栄えよく
立派に印刷されている箱の中にスポンジ生地に包まれていて
高級そう!!それも5デザインもあるよ!!!!!
いままで、中国でコピーされたと散々聞いていたので
中国人がサンプルを作らせたのかと思いきや、
この商品を製作し、流通させていたのは、アメリカ人!!
さらに、そのアレブリヘスのサンプルを騙されて、つくらされたのは、事もあろうに
ハコボさんの工房だったなんて!!!ハラワタ煮えくり返ります!!!
コレは、2006年2月にアレブリヘスのサンプル製作をお願いされてたそうです。
展示会などで、作品を紹介し注文をたくさんとるために。という事だったそうです。
その後、音信不通かと思いきや、同年6月にいきなりこの商品を見せられたそうです。
そりゃこんな事されたら、2006年にオアハカへ来たへんな日本人女性が
サンプルに作品の写真を撮らせてって言ったって、対応厳しかったわけだ(笑)
中国で、型を取って大量生産しているんだよ。
メキシコで、型になるデザインとオリジナルを作って中国で量産する許可と
それに発生するコミッションの受け取りに関する
英語の契約書にサインをさせられそうになったそうです。
もちろん、そんなサインする訳ありません。
ご本人もはじめは中国で作ったなんて冗談だろう、
または、冗談でこんなものを作ったと思って、笑っていたそうです。
しかし、実際にこのアメリカ人が本気だと把握した後は、
メキシコのオリジナル、サンマルティンで製作しているという証明書を
作品につけて販売するべきだと強く思ったそうです。
本当に悔しかったことだと思います。
とにかく、現地の職人さんは自分の作品に誇りを持っています、自分達の
愛情をこめて、親から子へ伝えてきた伝統を、勝手にこんなプラスティック人形にされて
新しい、商売になるから、一緒にやろうって言われた日には頭にくるでしょう。
サンマルティンの村では、現在コパルの木を植林し、環境保護、自分たちの仕事の
素材になる木を守ろうとしています。
80年代から着色のメインが蛍光色や、アクリル絵の具が普及し
本来の昔から使った手法でつくる自然着色料もハコボさんの工房で現在使っています。
もちろん、ハコボさんの工房だけでなく、村の家族でやっている工房も
新デザインや色々な新しい試みも含め、自分たちの、サポテコ族の文化を守ろうとしています。
本当に残念な事だと思うと同時に、やっぱりオリジナルにはきちんと証明書を
どこで製作し、誰が製作したものかを提示できるようにきちんとした機関を
作らないと駄目だと思っていると、おっしゃってました。
本当です!!!
しかし、このアメリカ人もこんなゴム人形が素敵だと思って、大量生産できて
人気商品になると思ったんでしょうね、馬鹿ですね、まったく人の仕事に対して
尊敬の念も、尊重もしていない、なんて傲慢なんだって思います。
中国もお金のためにこんな仕事しなくてもよかったのではないか???と
勝手に思いますが・・・
本当に良く出来たゴム人形でしたよ。(さげすみの笑)
マジ、こういう行為は本気で撲滅したいです。
中国でコピーされたアレブリヘスです。
でも、中国でつくらさせて、それをやったのはアメリカ人です。
なぜ、このような流れになったのかというと。。。。
実は、去年の12月にノラさんが大学の会議というか、発表会をするので
是非来て!!とご招待を受けて、モーレに関するお話を聞きに行ったのが始まりです。
この、オアハカにある Universidada del Mar という大学は
ガイドになるための専門コースのある学校、その授業内容は
大変にハードらしいです。
で、今回は、オアハカについての文化遺産などを毎週テーマにそって
専門家がお話ししてくれます。
この講義は毎週金曜日の5時からありますし、無料です。
今年は、まだ2月15日まで色々なテーマで開催しています。
あ、○のついているのは、興味があり行ったやつです。
今日、1月11日はハコボさんが色々お話ししてくれました。
サポテコの彫り物等についてです。
もちろん、話の内容はサンマルティンの文化や新しくみつかって発掘されている
遺跡の話やご自身のお仕事のお話、自然環境まで幅広く。
そして、前からいたるところで聞いていたアレブリヘスの中国コピー事件。
確かに、サンプルを依頼してその後、偽アレブリヘスを何百個も作ったと聞いて
いたので、コピーもんも木彫りかと思いきや!!!
なんと、合成樹脂のようなゴムのような、とにかくフィギュアっぽいのです。
これが、実際にみた商品!!!
!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!
こ、これか!!!!!(怒)
それも、こんな立派なチラシまで作ってあって、商品は見栄えよく
立派に印刷されている箱の中にスポンジ生地に包まれていて
高級そう!!それも5デザインもあるよ!!!!!
いままで、中国でコピーされたと散々聞いていたので
中国人がサンプルを作らせたのかと思いきや、
この商品を製作し、流通させていたのは、アメリカ人!!
さらに、そのアレブリヘスのサンプルを騙されて、つくらされたのは、事もあろうに
ハコボさんの工房だったなんて!!!ハラワタ煮えくり返ります!!!
コレは、2006年2月にアレブリヘスのサンプル製作をお願いされてたそうです。
展示会などで、作品を紹介し注文をたくさんとるために。という事だったそうです。
その後、音信不通かと思いきや、同年6月にいきなりこの商品を見せられたそうです。
そりゃこんな事されたら、2006年にオアハカへ来たへんな日本人女性が
サンプルに作品の写真を撮らせてって言ったって、対応厳しかったわけだ(笑)
中国で、型を取って大量生産しているんだよ。
メキシコで、型になるデザインとオリジナルを作って中国で量産する許可と
それに発生するコミッションの受け取りに関する
英語の契約書にサインをさせられそうになったそうです。
もちろん、そんなサインする訳ありません。
ご本人もはじめは中国で作ったなんて冗談だろう、
または、冗談でこんなものを作ったと思って、笑っていたそうです。
しかし、実際にこのアメリカ人が本気だと把握した後は、
メキシコのオリジナル、サンマルティンで製作しているという証明書を
作品につけて販売するべきだと強く思ったそうです。
本当に悔しかったことだと思います。
とにかく、現地の職人さんは自分の作品に誇りを持っています、自分達の
愛情をこめて、親から子へ伝えてきた伝統を、勝手にこんなプラスティック人形にされて
新しい、商売になるから、一緒にやろうって言われた日には頭にくるでしょう。
サンマルティンの村では、現在コパルの木を植林し、環境保護、自分たちの仕事の
素材になる木を守ろうとしています。
80年代から着色のメインが蛍光色や、アクリル絵の具が普及し
本来の昔から使った手法でつくる自然着色料もハコボさんの工房で現在使っています。
もちろん、ハコボさんの工房だけでなく、村の家族でやっている工房も
新デザインや色々な新しい試みも含め、自分たちの、サポテコ族の文化を守ろうとしています。
本当に残念な事だと思うと同時に、やっぱりオリジナルにはきちんと証明書を
どこで製作し、誰が製作したものかを提示できるようにきちんとした機関を
作らないと駄目だと思っていると、おっしゃってました。
本当です!!!
しかし、このアメリカ人もこんなゴム人形が素敵だと思って、大量生産できて
人気商品になると思ったんでしょうね、馬鹿ですね、まったく人の仕事に対して
尊敬の念も、尊重もしていない、なんて傲慢なんだって思います。
中国もお金のためにこんな仕事しなくてもよかったのではないか???と
勝手に思いますが・・・
本当に良く出来たゴム人形でしたよ。(さげすみの笑)
マジ、こういう行為は本気で撲滅したいです。