さて、バケーションシーズンでオアハカの市内も
盛り上がっています。

各村では展示即売会をしている場所もありますし、
オアハカ市内では、ARIPO主催の展示即売会が
サントドミンゴ教会裏?で開催されています。

昨日は、開催2日目。
めぼしいものをチェックして、今日買付してきました。

今回の戦利品。

自然着色の糸で織ったタペテのクッション。

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アニール(インディゴ)やコチニージャを使って
羊毛を染めています。

クッションについていてボンボンが可愛い!!!


紫貝の腰織りのストールです。

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この前の展示会に、染ものが好きな方がいるということで
出来るなら紫貝の染料のようなものがあれば欲しいですと
質問されたのですが。

オアハカの紫貝の染め方は、生きた貝から出る体液を
波の荒い海岸で生きたまま糸にそのままこすりつけ(こすりつけるでいいのか?)

そのまま、浜辺にて日光で乾燥させています。

はじめは、乳白色や黄色に近い色から
日に当たるとどんどん紫に色が変わっていくそうです。

染料として紫貝を集めて、別の場所で染めることをしないのです。

決められた紫貝の染め解禁日になると村人は海にくりだし、
海岸で染めの作業をするのです。

生きた貝から出る体液で糸をそめた後、貝を元の場所に戻すと
また、元気になり染めに使うことができるそうです。

なので、染作業は貝が生息する海での作業になるのです。

現在、さる屋の事務所でも、紫貝の商品は在庫が色々ありますので
ご興味のある方は是非、事務所にいらしてください。


もう、ヴァチカンに招待された職人さんたちはオアハカに戻られましたが
今年は、オアハカ州がヴァチカンに招待され、
オアハカの文化・民芸品紹介のため、たくさんの職人さんが招待されました。

ちなみに、ハコボさんの工房で作った
ナシミエントのアレブリヘスもヴァチカンへ贈呈されました。

そして、その作品に部分的に使われているピンクの絵の具は
日本の絵の具 なんですよ!!!
発色がとてもいい!とハコボさんも大のお気に入りです。

そして、実は秋篠宮両殿下がいらしたときにハコボさんの作品は
日本の皇室にも献上されています。

すごいです!今年、大活躍でしたね。

ちなみに、さる屋のイベントで6月は東京・大阪で展示即売会と
ワークショップもしてもらいました。今年は来日もしていますよ。

ヴァチカンにオアハカ州が招待された様子は、こちらのビデオみてね。



料理人だと、CASA OAXACAのシェフのアレハンドロ氏や
LA TECAのシェフもご招待され、ヴァチカンでオアハカの料理を
紹介していました。

VIVA OAXACA です!!!