実は11月にサンアントニーノの刺繍ワークショップを
現地で 開催する予定があり。
開催当日まで、職人さんたちと約2か月前から
準備を進めてきました。
そして、11月下旬の開催日当日の3日前に
職人さんから。
この前、Yokoが即売会でオアハカにいなかったときに
この新聞が問題になりと見せられたものには。。。
サンアントニーノと今までの先住民族図案の盗作を扱った記事
これが問題になってた盗作商品。
詳細はリンク先のような内容。
アルゼンチンのデザイナーがサンアントニーノのコピーを
自社のデザインとして販売しているというもの。
ちなみに、現在画像にある、サイトのページは削除されています。
見せられた新聞発行日が7月!!!
そして、村の生産者が問題にしていた時期が11月中旬。
すっごいタイムラグがあります!!!
まぁ、いくらネット時代になったとはいえ、
そうそう情報を日々追っているわけでもないのでしょう。
サンアントニーノの5グループの村の生産者の集まりで。
サンアントニーノの伝統的デザインの代表
パンジーの花その他を部外者には教えない、公表しないという
流れになったんだけど、ワークショップどうしよう。と、相談されました。
こういうのって本当に難しい問題で、
過去に弊社も色々関わってきましたが。
いまでも、まだ根強く残っているのか・・・と。愕然。
今回は村の生産者の集まりの時期が
タイミングが悪かったというか、微妙というか・・・
ワークショップ開催直前。
お願いしていた、刺繍生地には
パンジーの柄ではなく、普通の小花が。。。
え?ちょっとこれは?サンアントニーノぽくない!!
・・・柄としては、なくはないけど。うーん。。。
今回のワークショップは本当に刺しゅう好きの一般人の
趣味の会で、生産者が提示したワークショップ代をきちんと
払うと言っているのに、
メキシコに来てまでもワークショップを受けたい気持ちなのに。
いくらなんでもそれでは不公平すぎないか?
から始まり・・・
自分の考えも延べさせてもらった。
もちろん、次の集まりにはアタシも参加したいと伝えた。
こういう問題が発覚するたびに、署名運動や
それを守ろうとする多くの世界中の人々が
何かしら自主的に行動をおこし、
問題定義しているのは素晴らしいと思うし、
生産者の味方は世界にたくさんいると思う。
このような問題に対して
コピーされて悔しがっている生産者の
気持ちも痛いほどよくわかるのですが。
当事者である職人さんたちが、
なにかしらのアクションを起こしているのか?
と考えると、以外に人任せの場合も多い。
生産者が作品の写真を撮りまくる外国人を疑うことも多々あるし。
問題が発覚した時に
他国の大きな企業、ブランドとなると抗議のコンタクトとるのさえ
言葉の問題や、距離がある等で難しい点もあるでしょう。
個々の力では及ばない点もあるだろうから
まず、メキシコを代表する諸々の力になってくれそうな機関へ
今後、問題解決を要請するよな呼びかけを
サンアントニーノの生産者もしないといけないのでは?
彼らを全面支援しているし、日本で問題が起きた時は
それに向き合った経験もあること。
まず誰が一番の問題発端者なのか
理解してほしい、やられたことに心が傷つき、疑心暗鬼で
メキシコに来る外国人を疑っても問題解決にはならないのでは?
また、実際にサンアントニーノの
パンジーの刺繍を習う習わないは別にしても、
ちまたに出回っている作品や商品写真など
ほぼ食い止めるすべはない。
商品をアピールしなければ、宣伝にならない。
商品をしらなければ、買えない。
買ってもらわなければ、収入に結びつかない。
色々なことが紙一重だな、と思います。
当然、コピーしてそれを自社ブランドとして販売する側の
モラルに一番問題があるというのは自分の中の意見ではあるけど。
職人さんたちも、誰かに守ってもらおうというのではなく
自分たちで守るべきものを守らないと行動を起こさないと
この問題解決には時間がかかるのではないか?と
そして、盗作して販売する人もいれば。
盗作問題を許せないと思っている人もたくさんいるし。
趣味で、大好きな刺しゅうをメキシコにまでならいに来たいと
言う人、心から刺繍を愛している人たちが、盗作問題に巻き込まれて
盗作されるんじゃないか?って疑われるのは
心が痛い、痛すぎる。。。
盗作をした一部の企業やブランドのせいで
刺繍を愛する、地元の人と交流したいと願う人たちがブロックされる。
なんか、おかしい!!!!!
一緒にワークショップをやってくれた生産者さんたちは
もちろん、今回のワークショップの意図を理解しているので
自分たちもどうしていいかわからない
どうしたらいいか?と…(村の集まりの問題でもあるし)
これは、困った。
では、少し荒っぽいやり方ではあるが。
今回、ワークショップに参加する人全員に、
一筆サインしてもらおう!ということになり。
今回のワークショップは個人の趣味のためのものであり
盗作、営業目的、利益目的のものではありません。
と、いう書面をスペイン語と日本でつくり、
それで今回は、納得してもらった。
と、いうわけで、
当日までに生産者さんががんばって下絵を書き直してくれて
素敵なパンジー柄入りの刺繍下絵で
ワークショップが開催されたわけですが。
今回の件も本当に色々と考えさせられる問題でした。
先月体験した盗作問題の影響をご報告まで。
現地で 開催する予定があり。
開催当日まで、職人さんたちと約2か月前から
準備を進めてきました。
そして、11月下旬の開催日当日の3日前に
職人さんから。
この前、Yokoが即売会でオアハカにいなかったときに
この新聞が問題になりと見せられたものには。。。
サンアントニーノと今までの先住民族図案の盗作を扱った記事
これが問題になってた盗作商品。
詳細はリンク先のような内容。
アルゼンチンのデザイナーがサンアントニーノのコピーを
自社のデザインとして販売しているというもの。
ちなみに、現在画像にある、サイトのページは削除されています。
見せられた新聞発行日が7月!!!
そして、村の生産者が問題にしていた時期が11月中旬。
すっごいタイムラグがあります!!!
まぁ、いくらネット時代になったとはいえ、
そうそう情報を日々追っているわけでもないのでしょう。
サンアントニーノの5グループの村の生産者の集まりで。
サンアントニーノの伝統的デザインの代表
パンジーの花その他を部外者には教えない、公表しないという
流れになったんだけど、ワークショップどうしよう。と、相談されました。
こういうのって本当に難しい問題で、
過去に弊社も色々関わってきましたが。
いまでも、まだ根強く残っているのか・・・と。愕然。
今回は村の生産者の集まりの時期が
タイミングが悪かったというか、微妙というか・・・
ワークショップ開催直前。
お願いしていた、刺繍生地には
パンジーの柄ではなく、普通の小花が。。。
え?ちょっとこれは?サンアントニーノぽくない!!
・・・柄としては、なくはないけど。うーん。。。
今回のワークショップは本当に刺しゅう好きの一般人の
趣味の会で、生産者が提示したワークショップ代をきちんと
払うと言っているのに、
メキシコに来てまでもワークショップを受けたい気持ちなのに。
いくらなんでもそれでは不公平すぎないか?
から始まり・・・
自分の考えも延べさせてもらった。
もちろん、次の集まりにはアタシも参加したいと伝えた。
こういう問題が発覚するたびに、署名運動や
それを守ろうとする多くの世界中の人々が
何かしら自主的に行動をおこし、
問題定義しているのは素晴らしいと思うし、
生産者の味方は世界にたくさんいると思う。
このような問題に対して
コピーされて悔しがっている生産者の
気持ちも痛いほどよくわかるのですが。
当事者である職人さんたちが、
なにかしらのアクションを起こしているのか?
と考えると、以外に人任せの場合も多い。
生産者が作品の写真を撮りまくる外国人を疑うことも多々あるし。
問題が発覚した時に
他国の大きな企業、ブランドとなると抗議のコンタクトとるのさえ
言葉の問題や、距離がある等で難しい点もあるでしょう。
個々の力では及ばない点もあるだろうから
まず、メキシコを代表する諸々の力になってくれそうな機関へ
今後、問題解決を要請するよな呼びかけを
サンアントニーノの生産者もしないといけないのでは?
彼らを全面支援しているし、日本で問題が起きた時は
それに向き合った経験もあること。
まず誰が一番の問題発端者なのか
理解してほしい、やられたことに心が傷つき、疑心暗鬼で
メキシコに来る外国人を疑っても問題解決にはならないのでは?
また、実際にサンアントニーノの
パンジーの刺繍を習う習わないは別にしても、
ちまたに出回っている作品や商品写真など
ほぼ食い止めるすべはない。
商品をアピールしなければ、宣伝にならない。
商品をしらなければ、買えない。
買ってもらわなければ、収入に結びつかない。
色々なことが紙一重だな、と思います。
当然、コピーしてそれを自社ブランドとして販売する側の
モラルに一番問題があるというのは自分の中の意見ではあるけど。
職人さんたちも、誰かに守ってもらおうというのではなく
自分たちで守るべきものを守らないと行動を起こさないと
この問題解決には時間がかかるのではないか?と
そして、盗作して販売する人もいれば。
盗作問題を許せないと思っている人もたくさんいるし。
趣味で、大好きな刺しゅうをメキシコにまでならいに来たいと
言う人、心から刺繍を愛している人たちが、盗作問題に巻き込まれて
盗作されるんじゃないか?って疑われるのは
心が痛い、痛すぎる。。。
盗作をした一部の企業やブランドのせいで
刺繍を愛する、地元の人と交流したいと願う人たちがブロックされる。
なんか、おかしい!!!!!
一緒にワークショップをやってくれた生産者さんたちは
もちろん、今回のワークショップの意図を理解しているので
自分たちもどうしていいかわからない
どうしたらいいか?と…(村の集まりの問題でもあるし)
これは、困った。
では、少し荒っぽいやり方ではあるが。
今回、ワークショップに参加する人全員に、
一筆サインしてもらおう!ということになり。
今回のワークショップは個人の趣味のためのものであり
盗作、営業目的、利益目的のものではありません。
と、いう書面をスペイン語と日本でつくり、
それで今回は、納得してもらった。
と、いうわけで、
当日までに生産者さんががんばって下絵を書き直してくれて
素敵なパンジー柄入りの刺繍下絵で
ワークショップが開催されたわけですが。
今回の件も本当に色々と考えさせられる問題でした。
先月体験した盗作問題の影響をご報告まで。