昨日、最後のフチタンへの医薬品を発送し。

皆様からお預かりした
義捐金での活動を終了いたしました。

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地震発生から早3か月。

イスモ地方では、少しづつ
通常の生活を取り戻し始めているようですが
建築などに関しては、
まだまだ時間がかかりそうです。

今回の義捐金、

日本円
631419円+30000円=661419円

ペソ換算
100597ペソ+4770ペソ=105367ペソ

引き継ぎでお預かりした
16606ペソ

ペソ合計金額
121973ペソ

お預かりした100ドル
そのまま、サンマテオのガソリン代へ。

全て、現地の方へ医療品と被災地の必要物資として
お送りさせていただきました。


最後に物資購入後、
今回は、残金1074ペソ余りましたが

今回フチタンへ薬を送ってくれました運送会社さんへ
全額、ガソリン代としてお受け取りいただきました。
(振込の9ペソ手数料を入れて1074ペソです)

理由は、
9月からEXATECとして、
現地へ支援物資を送ってくれた運送会社さんです。

でも、悲しいかな。。。9月の震災後に
やはりこの、EXATECも機関として立ち上げたばかりで
その後、計画していた流れの通りに物事が運ばす。

結果、運送会社さんが支援物資を運ぶための
多大なガソリン代を負担するという事態が発生いたしました。

個人でのボランティアでは、ガソリン代などの
必要経費の捻出、移動費用、送料がかかるというのは
今回の件で勉強しました。

ちなみに、サン・マテオ・デル・マルの支援担当者も
自分の車で移動し、現地の各家庭を一軒づつ回るため、
予想より、ガソリン代がかかるというお話しや
(それも、天気によって、海沿いの風当たりが強いと
ガソリンの減りも早いとか)

先日は、タイヤがパンクして
タイヤ代をどうしようというような
話しもお聞きしました。
(さすがに、タイヤ代は出せませんでしたが)

実は、今回フチタン医療の援助を弊社に申し込んできたのは
初期にEXATECと関わりのある人物でした(後日判明)

初めに、今回の支援物資に関しては
「送料はフチタン側が負担する」から助けてくれと言ってましたが

結局、いまだに運送会社(知り合い同志)へは送料は支払われず。
(と、いうか払うよ、払う!といいつつ払ってないw)

はじめから、払えなければそう言ってくれれば
義捐金から荷物の送料は
こちら負担でもいいのにとも思ってましたので

今回の最終の荷物は義捐金から送料を出しています。

必要物資を購入した後の、残金は
すべて支援物資を運んでいただいたガソリン代として
お支払いさせていただきました。

ちなみに、ひどいような話しに聞こえますが
他にも、混乱の中たくさんの人が集まると、
本当によくない噂、デマ、中傷、
言ったことを守らない、要求だけ高くなっていると、
色々な毒気にあてられて、気持ちが折れそうになりました。
(全て終わった今だから書けますが)

皆さんの二回に渡る義捐金のおかげで
9月から3か月間、支援活動し
水、食品、生活用品、ビニールシート、マットレス
毛布、蚊帳、薬、お菓子、ガソリン代、発送料など。

現地の方々が必要なものを
現地の支援担当者の力を借りて
お送りすることができ、ちゃんと支援になっていたと
心から嬉しく思う反面。

日本から、有志の個人のみなさんの義捐金だけで
一回目の義捐金と2回目の義捐金を合わせ
合計200万近くあったであろうお金も、
広範囲にわたる被害の支援には
まだまだ足りないのだろうか?

そもそも、一人で回す金額としては多い気もしますし。
なので、現地メキシコ人の支援サポートが大変助かりました。

建設も進まない、政府の動きが遅い、世界各国からの
莫大な寄付金はどうなっているんだろうか?

と、色々考え、逆に支援活動が終わる頃には
震災後の復興がすすんでいない状況に対して
「個人のみんながこんなに動いているのに!」
「いったい、どうなっているんだ??」と、いう種類の
活動を開始した初期には予想もしていなかった
喪失感に襲われるという状況に陥ったのは
私の精神力が弱いからでしょう。

気持ちと行動のバランスをとる事や、
被災地の支援活動に関してちゃんとコントロールしないと
いけない点だと、今回大変勉強になりました。

しかし、震災直後の現地へ何かをしたいと言う気持ちで
お声をかけさせていただいた期間限定での支援活動で

皆様の義捐金での物資を現地へ届けさせていただき
日本とメキシコの中継点になれたことは誇りに思います。

メキシコでの地震発生後、たくさんのメキシコを愛する
日本人のみなさんから、早々にご協力をいただき
メキシコの力になりたいと、いうみなさんの思いの強さに
本当に驚かされました。

最終的に弊社も
現地と日本のみなさんのお力になれて嬉しく思います。

被災地も、年末を迎えようとしています。

今後は、被災地のみなさんも少しづつ、
将来へむけて進んで行って欲しい気持ちでいっぱいです。

2018年は明るい話題が多い年になりますように。

メキシコ人の底力、生きていく逞しさは
日本にいたときに、目にしたことないほど
すごい!!!力強い!!と、
オアハカで日々、感心していますので。

イスモ地方のみなさんの笑顔と共に、
通常生活を取り戻せる日も近いと信じています。

弊社も、この先は
通常ペースを取り戻したいと思います。

今回、義捐金にご協力いただけた皆様に
現地担当者と共に、心より感謝いたします。

内容に一部赤裸々な部分?があり、
万が一、気分を害される方がいらっしゃいましたら
お詫びもうしあげます。