コロナ禍の中、3月下旬とかスーパーで米とか小麦粉とかいきなりなくなって。

そんなことをTwitterで呟いたら。。。

トルティージャの粉とか一番になくなりそうなのに、とかコメントいただいて

????ってなったんですw

先日、餃子の皮を作る件に関して、トルティージャプレスで伸ばしてないんですね
と、コメントをいただき。

私も使おうか?と思ったけど。

家でトルティージャ焼いたりしないし、餃子の皮作る以外に使い道ないし、
餃子の皮だってたぶん、1か月に1度も作らんと思うということで

ラップの芯を麺棒がわりに使ったわけですが…。

メキシコの各家庭にあるのでは?というコメントをいただいたりの一連の流れを受けて。





あれ?待てよ??




もしかして、トルティージャの国の人たちは自宅でトルティージャを焼いていると
皆さん思っているのだろうか?と気づく。

実際、私オアハカに住んでいて、メキシコ人家族とも暮らしてみたり
ご飯にお呼ばれしたりとかもしているけど。

ほぼ、90%くらいの確率で、みんなトルティージャを買ってきてますよ。

私、思うにトルティージャは主食だけど、日本で言うと

パン、うどん、そば、ラーメンの生麺みたいな感じだと思うんです。


日本でもそれらを趣味とかこだわりで作る人もいますが。


大抵、トルティージャはご飯の時間に道で決まった場所で売っている人やお店がメインです。
まぁ、普通に商店やコンビニでも売ってますし。


オアハカなら、トルティージャのほかに、

それより少し大きい焼たての柔らかい、ブランダスとか
あの大きいトラジューダとか
カリカリのトスターダスとかみんな買っていますね。

例えば、オアハカだと郷土料理で、
コマル(オアハカはほぼ素焼きの丸い大きなお皿みたいなやつ)で
作った、トルティージャとかメメリータスとかケサディージャとかは

どや!!うちはコマルで焼いているんでっせ!!!と

商売としての、売りの一つになっている気がします。

日本だと、炭火焼きとかそんな感じのこだわりなのか???


あと、村のお母さんは今でも朝早くからトルティージャ作っている人はいるけど
結構、年配の方が多いよね。
それと、農業メインでトウモロコシなんか作っているご家庭は
自分の家でトルティージャを焼いていたりします。

市内周辺や若い人でやっている人は仕事以外で見たことないな。

なので、メキシコ人がみんなトルティージャを自宅で作って焼いて食べていることはないです。

もし、頻繁に自宅でトルティージャをマサから焼いているとしたら(私の想像ですが)

トルティージャプレスなんかは、
この国で頻繁に使われるミキサーやアイロンと同じ比率で
スーパーあたりに大量に陳列していると思います。

自宅でトルティージャを練って、伸ばして、焼く人は(たぶん)稀です。
(一部地域や村などを除く)


IMG_20181028_125123

これは、日曜だけ販売している事務所の向かいのお母さんの
手作りトルティージャを使ったご飯たち
(マサの粉から作って、トルティージャプレスで作っている)
大抵、ここは人がいっぱいな人気のストリートフード出店です。

※あくまでも、私のオアハカ生活からの意見です。
 今回のテーマは地域によって異なるかもしれません。