私ひとりでわちゃわちゃやっていた
CENTRO GASTRONOMICOの掲載記事は取材しているのかどうか?問題。

【TRANSIT様から返答をいただきました】

誌面掲載時には、5月初旬にお店の取材をしていただいたのですが、
その直後の5月17日からお店の営業形態が変わったということで、
ちょうど6月発売の進行でいうと校了時だったために、
営業変更前の情報で掲載した流れになった状況でした。

との事です。そして無料のWEB記事の方は修正したものが掲載されているそうです。

修正されたweb記事

返信をいただけたのも現在の正確な情報もありがたいですが…。
正直、今の営業形態になっていたの今年の2月以降ですし。

3月4月と
CENTRO GASTRONOMICOのイベントに行ったり、ご飯食べたりした私の行動は幻なの?

取材した方が本当に現地でちゃんと取材したのか適当にネットに落ちている情報で記事を書いたかは書かれたご本人が一番わかっていると思うので今回の件はこれで終わりにします。

ちなみに、私もこのweb記事の同じシリーズでオアハカやオアハカの民芸品以外のメキシコのルチャリブレについての記事を書かかせていただきました。正直オアハカの民芸品とかオアハカ記事やりたかったけど。ルチャリブレも好きなので良い経験になりました。
この記事のためにCMLLの広報担当者様ともやり取りさせていただきました。よろしければご一読ください。

こちらです。

さてここ数年感じていた事です。

嫉妬とも言うかもしれませんが。同業者として記事を書く・紹介する力量をスルーし記事を書かせてもらえるとは…うらやましい限りです。

さて、ここからはここ数年、色々な雑誌でメキシコ特集が組まれて毎回雑誌をチェックしている私の本心を書かせていただきます。正直!危機感を感じている。

大抵メキシコ特集となるとメキシコシティ・オアハカは肩を並べて紹介されるのですが。
メキシコシティの熱量と魅力とオアハカの紹介のされ方の落差がひどいと感じてならない。

過去の先人のオアハカをどうしても日本へ紹介してもっと知って欲しいという熱意で本を出された方や雑誌で特集したい!と熱い思いをもって取材と掲載をしてきたみんなの思いが昨今のオアハカ人気を作り上げたと思っています。

オアハカが注目され、色々と「やっぱりオアハカは外せない」って今はなっていると思う。
しかし、紹介されているお店も過去と同じだとか。お店や場所の紹介メインで新しい情報や新しい魅力が少ないと感じている。

ここ数年はオアハカをみんなにきちんと紹介出来る人に記事を書かせているのでしょうか?出版社様?と思うような内容で泣きたくなる。

私が一番感じている危機感は。
人気のオアハカに行ってみたい!
あ、オアハカが雑誌で紹介されている!
…ふーんなんか前にも読んだ記事だな。
他に魅力がないのかな?と
読者のオアハカへの興味が薄れたりしないか?って事です。

私はオアハカで仕事をし収入を得ているし。
オアハカを紹介する仕事で生計を立てているし。
オアハカの魅力は本当に語りつくせないと感じているし。
たくさんの人にオアハカの魅力を知って欲しいと思っている。
なのに、あの記事の熱量の低さはいささかヤバいとまで感じる。

これは、どのライター・コーディネーターを起用するかで全然違うというのは当たり前の事ですよね?

ただオアハカに住んでいるというだけで、オアハカの事を全部知っているというのは違います。

例えばレストランやカフェ紹介は、アンテナ貼って新しいお店や評判のお店をチェックしている好奇心や資金力があるのか?とか。レストラン紹介など簡単にお願いされるけど、レストランで食事をするとそれも高級クラスになると1000ペソから2000ペソは行くこともあるし、これは正直自腹を切るには覚悟がいるけど。仕事として向き合うなら「行くしかないんじゃない?」って感じている。

だからレストランやショップ記事を書かせる場合もそういう事をきちんとできる人がベストでは?
そういう事ができないなら、ぶっちゃけトリップアドバイザーで事は足りる。

そして、時間のない観光客が多い中、あまり市街からはずれた訪問しにくいお店などはよほどの魅力がなければオアハカに来る人にも勧めにくいと思う。紹介しても?ってなる。

文化や人の心が動くようなストーリーもたくさんオアハカにあります。それはオアハカの魅力の1つ。
ただし、普段から現地の人とコミュニケーションとってお祭りやイベントに参加して実感して書けるものだと思う。

オアハカで何を買うか?観光客目線や民芸品好きの人の目線で考えなければならないと思う。
お土産で購入するならオアハカらしくオアハカでしか買えないもの。スーツケースに入れても破損の心配が少ないものとか?そういう目線で良いものをセレクトしないといけないと思う。

仕事や生き方全般に言える事だと思うけど。
人には向き不向きがありますよね?

そういうの全無視して力量にあわない仕事を依頼する側もされる側も納得できるかな?

例えば、ツアーに参加したとして。
運転手さんとガイドさんがいる場合がほとんどだと思う。

運転手さんもオアハカの人だからオアハカの事はある程度知っていると思うけど。
運転手さんはプロとしてガイドはしないでオアハカの立地を理解してて行きたい場所に連れて行ってくれる。

ガイドとしての知識は意識して勉強しないとお客様を案内できない。
勉強してない運転手さんにガイドはお願いしないよね?すでに役割分担とか自分に適している役職に徹している。
中には運転もガイドも両方できる人はいますが、今回の話はたとえ話として受け止めてください。

取材チームって、取材先に向かう配車担当の運転手さんと読者に情報を伝えるガイドさん的位置なライターと似ていると感じたので例えとして書かせていただきました。

だから、オアハカに居る人全員が本の記事や紹介文を書く文才があるとも思わないし。
本来は起用する人選は出版社側とか編集担当者による見極めが重要だと思うのですが。

そういうの最近のメキシコ特集雑誌のオアハカでは「絶対考えてないよね?」と感じているのです。

色々と人間関係の絡みで断れない事もあるだろうし、予算的な面もあるかもしれない。
でも、最終的には読者が喜んでくれるものを作るのが情報を発信する側にとって重要では?

このご時世、無料でネットで良い情報が入手できるのに。
お金を出して買った本や雑誌がそれ以下とか新しい情報ないのはどうなのか?とも思う。

読者をもっとオアハカに惹きつける内容を将来的に読んでみたいと思います。
オアハカは本当に素晴らしい場所なんです。

長文&個人的感想(正しいか正しくないかは関係なく)を最後までお読みいただきありがとうございました。

オアハカの魅力がもっとたくさんの人に届きますように。

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今年のセマナサンタのパペルピカドです。